Special Interview for creators of "ReAct"

Special Interview for creators of "ReAct" - KUDEN by TAKAHIRO SATO

Special Interview for creators of ReAct

KUDENのブランドの世界観をダンスで表現されたPV"ReAct"が2020年10月18日にアメリカの映画祭Superfest Disability Film Festivalに合わせフルサイズverが同時公開されます。

車椅子ダンサーかんばらけんたさん、監督 新井延幸さん、そしてKUDENの代表・デザイナーである佐藤貴浩の3名に4分10秒に架けたそれぞれの想いや制作の経緯について、インタビュー形式でお答え頂きました。

ぜひお楽しみください。

※このインタビューは2019年8月23日に行われたものの再編集になります。

—ではまず、佐藤貴浩さんに質問です。PVを制作しようと思った経緯について教えてください。

[佐藤貴浩]

KUDENを始めて2年ばかりになるんですけども、何故KUDENというブランドを作ったかと言うと私には離れて暮らす自閉症と知的障害がある息子がおりまして、今は離れて暮らしているのですが、将来的に一緒に働きたいと言う夢を持っています。

そのための働く場所として、KUDENというブランドを海外に向けて立ち上げて、事業として作っていこうと思ってKUDENを立ち上げています。

それで去年から伝統工芸等を使って商品を作っていたんですが今年に入ってアパレルということでSamurai Mode Jacketという形で服を、43歳で初めてデザインをして世界に挑戦しているところで、何か障害者雇用ということと僕が息子と働くための決意ということと、Samurai Mode Jacketを着てもらいたい、僕のデザインする服を着てもらいたい人に対して何か印象的なメッセージを打ち出したいなと思ってPVを考えて企画を立てました。

—かんばらさんと新井さんのお二人にオファーした理由について教えてください

[佐藤貴浩]

まずかんばらさんに関しては、2017年、まだ2年前ですね、KUDENがまだ家具や伝統工芸を使った商品を作ろうとしていた頃の、本当に創成期の頃にあるイベントでかんばらさんの車椅子ダンスを初めて生で見させて頂いたことがあって、すっごく格好良かったんですね。

本当に空気が違う、変わった、それから他の出し物と全然一人だけ鬼気迫るというか、クオリティというか、すごくメッセージがすごく感動してしまって、いつか何かコラボレーションしたいなって実は思ってまして、ただその時はまだSamurai Mode Jacketもファッション、アパレルをやるなんて全く思ってなくて、本当に何をするかわからないけどいつかコラボしたいって思ってたんです。

で、去年ですね、アパレルのデザインを始めた時にSamurai Mode Jacketが完成した時にかんばらさんの踊ってる姿と僕のこの服っていうのがコラボしたら凄い化学変化が起きるんじゃないかっていうようなイメージがパッと湧いてきて、恐るおそるメールでかんばらさんに熱い思いを、すごく長い長文だったんですけれども送らせて頂いたっていうのがまずかんばらさんとの出会いです。

新井さんに関しては、僕も長年大きなゲーム会社とかエンターテイメントとか音楽業界の仕事をしてきたので、映像とか音楽すごくこだわる人間なんですけれども、やっぱりかんばらさんとお会いした時にかんばらさんのプロモーションビデオを見させて頂いた時に、実はそれが新井さんの作品なんですけれども、とてもやっぱりかんばらさんのダンスの良いところ、根っこというのを凄く抽出している。それが凄く素晴らしいなと思って、是非どうせだったらそのコンビで撮っていただけないかなあということで、かんばらさんに「すみません、このプロモーションビデオを撮った方、監督を紹介していただけませんか?」という風にお話をさせて頂いて、そこからまた長い長文メールを書かせて頂いて是非やりたい、一緒にやらせてほしいということでオファーをさせて頂いたのがきっかけです。

—かんばらさんと新井さんはオファーを受けようと思ったきっかけは何でしょうか?

[かんばらけんた]

きっかけは、最初は知り合い伝手で出演お願いしますって言われて、でその後佐藤さんから実際に熱い長いメッセージをいただいて、それで出演が決まったって感じですかね。

結構忙しい時期で…映像出演も多い時期だったので、ちょっと断ろうかどうか迷いつつ笑。熱いメッセージをもらったので、じゃあそっち!と。

好きな時期に撮影していいということだったので。じゃあ受けようかなって、受けました。

[新井延幸]

この作品(ReAct)を制作する前にかんばらくんと映像を撮った事がありまして、新宿で撮ったんですけどその時は、まあ簡単に撮ったんですよ。

またちゃんと撮りたいねって話していて、そんなかんばらくんからまた新しい作品のお話があるっていうことで連絡がきまして、ぜひやってみたいと思いまして、参加したっていう事ですかね。

—次は、PV制作時に関する質問です。かんばらさんが振り付けでこだわった部分などありましたら教えてください。

[かんばらけんた]

衣装がメインなので衣装を目立たすための動きってなんなんだろうっていうのは結構考えました。

他の方の着物で踊っている動画とかそういうの見たりとか、風に揺れてるような雰囲気が服の特徴が出るのかなと思って、手上げてここ(袖)に風が当たるようにしたりとか、風をキャッチできる動きとか。

ふわっとした動きみたいなのがどんなのかな?みたいなのと、自分自身の今まで持ってる振り付けや技だったりとかそういうのと…。

あとは現地のその場所で踊るとか、岩と岩が2個あったらその上で逆立ちしてみるとか、そういう「場所」で踊るみたいなのは結構重要視した気がします。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

—アドリブは多かったのでしょうか?

[かんばらけんた]

多かったと思います。

そもそもどんな場所で踊るのかよくわからない中行ってるので場所見て「あ、ここのこんもりなってる所使えそう」とか「ここの石のこの大きさだったらこの技できるかな」とか、そういうのは考えてきたものをこだわるんじゃなくて現地でこう変えるというのはやったと思いますね。

—現地だから思いついたような振り付けはありましたか?

[かんばらけんた]

雨の中最後踊っているシーンはやっぱり、あの場所、あのシチュエーションだからできたのかなーっていう気はします。

例えば、水たまりでバーン!ってやって水しぶきとか、それこそ雨で濡れている手で水しぶき飛ばす、とか。

そういうのはあの場所だからできた。まあ振り付けというか撮れる映像というかかな、とは思いますかね。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

—動画監督として、新井さんに質問です。このReActという作品は新井さんが構成、絵コンテ、楽曲決め、そして編集までをすべてメインで担当し制作にあたりましたが、制作の過程やその時の心情についてお聞かせください。

[新井延幸]

そのSamurai Mode Jacketもそうですし、佐藤さんの色々熱い想いがあるじゃないですか。

そんな中自分がメチャクチャ好きな物を作っちゃっていいのか、っていうのも色々考えて笑。

佐藤さんが自分が好きなものを作るのも勿論なんですけど、何を見ているのか?っていうのも色々考えてて…。

丁度その時、悲しいお話ですけれど縫製工場さんがなくなってしまった(*)っていうお話だとか、そんな佐藤さんの想いだとかを映像でも何か出せたらなと思いまして。

そういうところからアイディアをもらって作品を作りました。

*参照

Our partner sewing factory Marron Co., Ltd. went bankrupt because of the effect of cost reduction for subcontracting company etc.

English ver

私たちの縫製パートナー株式会社マロンがファッション業界全体の問題である下請け企業へのコスト圧縮などの影響により倒産しました

日本語ver

(自分の場合)何もないところから何か作るというのがちょっと自分は苦手なので、Samurai Mode Jacketのことを色々考えたりとか、かんばらさんの動きのことを考えたりとか。

あとは音楽を先に決めたんですけど周りに素材というか、発想できる「モト」になるものがあったので。

そこから組み立てていく形でやっぱり最終的には佐藤さんの「想い」だとか、それをかんばらくんの動きで表現できたりだとか。

あとは場所選びでかんばらくんの動きが更に大きく見えるように、何か場所も広大な場所だとか、何か自然のそのテクスチャーと言いますか、模様だとか、そういうのがしっかり出るようなところで撮影したいと思いまして、それを組み立てて行きました。

1回かんばらくんと撮影しているので、その時のイメージが凄いありまして。

頭の中で何回もかんばらくんに踊ってもらうんですよ。そこでどんな曲が合うかっていうのを自分の中で考えながら音選びしました。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

—PV制作を直接依頼した佐藤貴浩さんにお伺いします。今回のPV"ReAct"を通して一番伝えたいとは何でしょうか?

[佐藤貴浩]

そうですね、タイトルの話(ReAct)とかにもなっていくと思うんですけれども、KUDENというものは私自身のパーソナルな部分が色濃く出ているブランドだなあと思いまして、やっぱり障害がある子供たちが働いて喜んでお金を稼げる様な世の中にしたいなっていうような思いがありまして…。

これは実は大手のおもちゃ会社にいた時に障害者雇用の担当をやったことがあるんですね。その時のエピソードが、働いてくれてる彼が、通勤寮というところから出社してくるんですけれども、そこで先生から相談を受けまして、お給料をすぐ使ってしまうと。何に使ってるの?って聞いたら、アイスを買うと。なんでそんなに沢山アイス買ったらお腹壊すし何に使うの?って聞いたら、その子が言うんですね。一生懸命働いてお給料で食べるアイスがとっても美味しいんだって言うんですね、笑顔で。

その時に、僕も自分がその時はまだサラリーマンとして働いていてお給料をそう言う風に捉えたことがなくて、とても衝撃的だったんですね。

それを聞いた時に、働くことの喜びって言うものの根本を感じて、是非その後僕も結婚して子供ができた時に、障害があるってわかった時に自分の息子にも自分で稼いだお金で食べるっていう喜びっていうものを味わせたいなって思ってまして、そういうような社会に対する思いだとか、子供に対しての思いとか、そういうような父として親として人間として、そういう筋を通す様な強い、心強いメッセージになるんじゃないかなあと、見て思いました。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

—今回のPVのタイトルに選ばれたワード"ReAct"には「打ち勝つ」「立ち向かう」という意味があります。皆さんのReActな経験について教えてください。

[佐藤貴浩]

ブランドブックとかにも色々書いたりしているんですけれども、僕自身が前の会社を一度体を壊して、ハードワークがたたって倒れちゃって、それから畳んでる、要は破産しているっていう経験があります。その時に愛する家族とも別れ、従業員も解雇しなくちゃならない状況で、その後とても悩む人生になりました。

それが今、仲間にも恵まれ従業員にも恵まれ、息子のための働く場所を作る息子の様な障害ある子たちが笑顔で働けて稼げていく未来っていうのは、普通の健常の、うちのスタッフの子達のような若い世代にもとてもいい社会であるはずだという信念の元に、今KUDENを、なかなかまだ小さな小さなブランドで出来ないことがいっぱいあるんですけれども、知恵と勇気を使って一生懸命取り組んで、立ち向かっているところです。

今回はそれを、かんばらさんが踊ってくれていた時に、僕も実は一緒に撮影しているんですけれども、雨の中でかんばらさんが水をバッ!ってやっている時が、昔の自分の辛くて辛くてなんでだよなんでだよ何で俺ばっかりっていう駄々をこねていた葛藤を、もう一度かんばらさんが表現してくれているみたいで、でもそこからそのままじゃだめだと、俺は父親だと、うちの息子驍っていうんですけど、驍の父親だっていうことで思い起こして立ち向かって行った時のあのシーンをイメージできて、カメラ回しながら涙ながらにずっと撮影シーンを見てたという、かんばらさんと新井さんの撮影シーンを見守っていたっていうのが、今回の撮影で凄く印象的でした。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

[かんばらけんた]

ダンスしていると立ち向かうこと凄く多くて、なんかこう例えば「こういう大きい仕事僕でいいのか」とか、あとは凄い有名な方とコラボさせていただいたりとか。

あとは僕一人のためにスタッフが何十人とかいる中でやるときは、ミスできないし、やっぱ気合い…とか根性が必要。思い切りが必要かなと思いましたね。

あとはダンスで一番、今まで立ち向かったっていう意味ではやっぱりリオパラリンピックの閉会式に出演したときは、7万人の前で踊るのに僕はダンスの経験が半年しかなくて。

練習してる中で急に2日前にソロをちょっとだけ踊らせてもらえることになったりとかして、それは「僕でいいのか?」と「失敗しないか?」とか…。

何百人とかいうスタッフやいろんな人、日本中の方が見てるのを背負って出るのですごい立ち向かった経験かなあと。

だからこそ、その経験があるからどんなものにも立ち向かっていってもまあ頑張れるみたいなのは自信には繋がってるとは思いますね。

[新井延幸]

僕、毎回撮影で凄い緊張するといいますか、毎回1カット目って、あのー結構、失敗していると言いますか、あんまりいいカット撮れないんですよ。その時にそれを見て「やばいな〜」って思うんですよ、毎回…笑。

これどうしたらさらにいいものになるのか?っていうのを凄い色々葛藤して指示を出したりとかして。

1つの現場1つの現場で立ち向かって、いいもの作ろうって思いますね。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

—それぞれご自身の職業・ポジションでの信条、哲学についてお伺いします。

[佐藤貴浩]

僕自身が元々大学を出ていたりとか、貧しい家の出なので、大学にも行けずに19歳から働いています。

なので独学で今まで学んできています。

エンターテイメント業界の、おもちゃですとかゲームですとか、音楽の業界ですとか、それから外資のIT系の起業とかを渡り歩きながら音楽活動をしたりとか、様々やってきました。

一番大切にしていることというのは まずは僕自身がアーティストではなく商業デザイナーであるということが一番大事にしていることで、何故このデザインが必要なのか、このデザイン物というのは何を目的にして何を達成するためにあるのかということをしっかり考えた上でそれを完うするデザインを考え抜いていくっていうことが、僕のデザインの一番の信条にしていることだと思います。

こういうことは僕は実は一番最初に専門学校を中退しているんですけれども、自動車の専門学校でしたので、自動車の構造が凄く大好きで、ネジ一つから様々の機能があるんですね。

そういうところから、何でこのネジがここに一個あるのかという説明が全部できないと工業デザインって難しいんですね。

そういうところが細かい哲学を持って、ファッションでも映像でも音楽でも、それから商品も含めてのデザインには全て何か説明できたりとか、コンテキストが説明できるものっていうのを大事にしてきています。

今回のSamurai Mode Jacketに関しても、着心地とか、どんな人に着て欲しいかとかもかなり心を込めて、着物というものを次の世代に受け渡すためのコンテキストをしっかり考えながらデザインしているというのがあります。また詳しくは、そういうやりたいことはあれだと思うんで、デザインのこととかそういうことを語る場があればと思っています。

[かんばらけんた]

ダンスをして思ったのが、普段車椅子で生活するのはまあ面倒くさいこととか、良くない面がやっぱりあるんですけど…。ダンスになると足の変形だったり足が動かないという制限が逆に人の心に伝わる要素になったりとか、そういう制限があるからこそ伝わるみたいなものが、ダンスはあるんだなということに気づいて。

それは自分しかできないものは車椅子だから踊れるとかじゃなくて、車椅子の中でも自分しかできないダンスを目指しています。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

[新井延幸]

さっき言ったこととちょっと被ってしまうんですけれども、自問自答っていうのがすごく、映像撮っててありまして。

これが本当に求められているものなのか?とか、これは本当にかっこいいものなのか?っていうのを、何回も今撮った映像を見直しては色々考えたりとか。

また準備段階では、場所を選ぶのとか、事にしてもここで本当にいいものが撮れるのか?とか…毎回自問自答しながら、いいものにどんどんしていくっていうのがあります。

全部プレッシャーですね笑。

あとは今回時間かかったのは音楽選ぶのも結構…。

家にこもりっぱなしで何十曲も何百曲も聞いたりして。「恥ずかしいもの出せない!」みたいなのはありますね。

Samurai Mode PV ReActの撮影風景

—今後チャレンジしたいことがありましたら教えてください。

[佐藤貴浩]

KUDENは小さなブランドではありますが、「エシカル(倫理的)」+「モード」というのがうちのコンセプトになってます。デザインを、うちの商品は沢山なかなか出ないなってお客様は思っているかもしれませんけれども、使い捨てのデザインっていうのは僕は全然好きじゃないんですね。ファストファッションは他にお任せすればいいかなと思っていますので。

うちはやっぱり良いデザイン、それからいいパートナー、縫製工場さんとか、生地、ファブリックの工場さんとかと巡り合って化学反応を起こして新しい商品を出すっていうスタンスは変えたくないなっていうふうに思っています。

ただ、Samurai Mode Jacketの…例えば、そうですね、ブルーブラック(2019年11月に発売)とか、色の染めに挑戦したりとか、もちろん今全然新しいデザインとか、靴、鞄、それからジーンズなどもデザインは進めているので、新しいその僕らしい10年愛される様な商品をデザインしていきたいというのがまずファッションデザイナーとしてはあります。

[かんばらけんた]

ずっと面白いことをしたいなと思いますかね。

まあ具体的な目標でいうと2020年東京オリンピック・パラリンピックの開会式か閉会式で踊れたらいいなと思ってます。(インタビュー時2019年8月)特に、オリンピックに車椅子で出られる競技ってないんですけど、閉会式とかは車椅子でも出る権利があるので…なんかこう自分が車椅子だからパラリンピックっていう枠をつくるんじゃなくて、オリンピックもちゃんと視野に入れて、よりパラリンピックに興味を持ってもらうためにオリンピックで踊ることというのは凄い意味があるかなとは思います。

[新井延幸]

毎回映像を撮っていく上で、自分なりのルールが出来てくるんですけど…。なにかこう、ものづくりしてるとルールって関係ないなって、そう思ったりすることもあるんですよ。

なので何かこう具体的なことはうまく言えないんですけど、今まで作ってきたものを毎回忘れて新鮮な気持ちでやり方とかも、そこまで考えずに新しいものをどんどん作っていきたいと思います。

—"ReAct"PV第2弾という可能性について考えていますか?

[かんばらけんた]

やりたいのはやりたいんですけど…。

さあ果たして今回以上の映像で僕が振り付けでできるかどうかが、自信があるか!?っていうと、自信が100%あるわけではないですね笑。でも長く続けていきたいと思っています!

[新井延幸]

第1弾は僕の中でもいいものが凄い出来たって思うんですけど…。

映像を撮っていて「前の映像よりもさらに素晴らしいもの素晴らしいもの」って思いながら作品は作ってるので。それは確実に素晴らしいものをつくれると思います!

あとはいつになるかわからないですけれど、その時のみんなの気持ちっていうものを映像に活かせたらなと思います。

[佐藤貴浩]

僕は今回のPVを撮ったあとすぐイタリアで旅…旅というか撮影で行ってきたんですけれど笑。

是非かんばらけんた、新井、佐藤、3人のコンビでPVの第2弾、第3弾みたいな、年に一回くらいその時のテーマを決めてかんばらさんが歳をとってダンスできないよーって言うまでずっと、毎年毎年繋がる様なシリーズでその時のKUDENの意思とか強さとか立ち向かうっと言う様な、弱い人を守るために立ち向かう強さ、本当にそういう様な思いを込めたシリーズを積み重ねていきたいなと言う風に思っております。

—ご回答ありがとうございました。

このインタビューが行われたのは2019年8月。

コロナの一件で世界が大きく変動した今でも、三人はそれぞれのフィールドで揺るぐことなく未来へと立ち向かっています。

インタビューの様子は動画でもお楽しみ頂けます。ぜひこちらも合わせてご覧ください。

Special Interviewfor creators of “ReAct”

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Special Thanks


kenta kambara

Dancer:

Kenta Kambara


フリーの車椅子ダンサーとして活動。 「二分脊椎症」という障害を持って生まれる。 システムエンジニアとしても働きつつ、大道芸や空中芸のパフォーマーとしても活動。 2016年にリオパラリンピックの閉会式に出演。

■WEB: https://ameblo.jp/kkambara

■Imstagram: @kenta.kambara

Nobuyuki arai

Director/

Photographer/

Videographer:

Nobuyuki Arai

2011年造形大学写真専攻卒、その後ドイツやチェコに渡り写真を撮り続け2014年より本格的にフォトグラファーとして活動を始める。2017年より映像制作にも取り掛かり、2018年からtravel ビデオグラファーとしても活躍中。

■Instagram: @nyantyuu0215

■ Vlog: Ko-hei & Nobuyuki

■Facebook: @utenkekkou

Takahiro Sato

Designer/

KUDEN Owner:

Takahiro Sato

ファッション、プロダクト、ソーシャル、ブランドのデザインを主として活動。 家計を助けるためデザインや美術を学校への進学を諦め、若いうちから働き出し、独学でデザインを学び、幅広いデザイン関連の仕事に従事。43歳で独学であるというコンプレックスからずっと名乗らなかったデザイナーを名乗り、イタリアの世界最大規模のA’Design Awardにてソーシャルデザインアワード受賞。 障害ある離れて暮らす息子と将来一緒に働く場所を作るためKUDENを立ち上げた。写真家、料理研究家、刃物鍛冶見習いの一面もある。

■Instagram: @takgerbera

■ Twitter: Tak_gerbera

■Facebook: @takahirosatokuden

Drone pilot/Camera assistant : Yasuyuki Yamada

KUDEN Designer / Owner : Takahiro Sato

Grapic designer : Asami Sato

Interviewer & Writer

 Sena Yamazaki

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