rinlife RSS

ジャパンクオリティにこだわるテキスタイルメーカー 宇仁繊維株式会社様インタビュー
2018年、KUDENの初めての服作りの際に縫製工場マロンの小暮さんから「気配りができて、とても頼りになる生地メーカーの担当さんがいる」とご紹介して頂いたのが宇仁繊維株式会社の上杉さんでした。 今回はKUDENの服作りを支えてくれている宇仁繊維株式会社の営業 上杉美楽さんに国産や品質へのこだわり、実際にSamurai Mode Seriesで使用している生地についてお尋ねしました。 ※このインタビューは2021年3月末に行われたものです。 ※感染予防のためマスクを着用の上インタビューを行いました。音声が聞き取りにくい場合は字幕表示をおすすめ致します。 —本日は宜しくお願い致します。 上杉さんには、KUDENでは初めてのアパレルプロダクト「Samurai Mode Jacket」の時から今日までずっとご相談にさせて頂いておりますね。 まずは宇仁繊維株式会社様の商品、サービスの特徴について教えてください。 宜しくお願い致します。 弊社は自社工場をはじめとする協力工場とともに、メイドインジャパンにこだわった 生地を作成し、販売しております。今現在、約4万5千点の生地をリスクし、着分から現反まで即日出荷にて対応させていただいており、納期のクイックさや品質の安定さはメイドインジャパンならではの強みです。 —品質の安定さ、というお言葉が出ましたが宇仁繊維さんはJ∞QUALTY の取得もされてますね。具体的な取り組みや、理念について教えて頂けますか? はい。弊社では糸から織り、染め、プリント、管理まで全て国産にこだわってものづくりをしております。現場では産地のプロが常に品質を管理し、安定した商品を作り続けています。 J∞QUALTYとは… 一般社団法人日本ファッション産業協議会が推進する、織布・編立、染色整理加工、縫製、企画・販売すべてを日本国内で行った純正の国産商品に与えられる統一ブランドのこと 消費者が安心して購入できる安全な商品をお届けする弊社の取り組みの一つとして、まずはそれぞれの産地で現場のプロが品質を管理し、安定した商品を作り続けているということがあります。 さらに、弊社には営業以外に生産管理部があり、創業当時から上がってきた反物はロットの違いも含めて目を通し、安心な商品を作っていけるよう心がけています。 毎年異なる気候の変動などでも同じクオリティを維持し続けられるところが、メイドインジャパンの技術の高さだと感じています。 ー気候の変動にも細かく対応していくのはとても大変ですね…。宇仁繊維株式会社様の考える「ジャパンクオリティ」の強みについて教えて頂けますか? 先程の内容も当てはまることだと思いますが、別の観点から考えますと、ファッションは時代とともに細かく流行の変わるアイテムです。 時代とともに変わるニーズの中で、お客様の期待に応えるテキスタイルづくりを心がけています。 日本だけでなく世界中に「上質」を求める人々にむけて、ジャパンクオリティだからこそできる上質なモノづくりを目指しております。 ー最近ですと、サスティナブル素材など見た目のデザイン以外にも素材に関する流行や関心も高まっていますよね。 ーKUDENの服で使っているトリアセテート混紡生地は宇仁繊維さんからご提案頂いたものです。高級婦人服にも使われるだけあって、高級感や落ち感が美しいですよね。 生地のプロの目線から見たこだわりやおすすめのポイントを教えて頂けますか? はい。こちらの生地はソアロンという木材パルプを原料にした素材を使用しております。環境に良いだけではなく、合繊繊維の機能性を合わせもつ快適な生地です。環境にやさしいもの=サスティナブルな素材ですが、KUDEN様の長く着続けることができるという「考え=サスティナブル」という概念でも合致している素材だと感じました。また、長く着続けるには着心地の良いものであることが大事なポイントだと思います。KUDEN様のデザインで着物文化を現代でも取り入れやすいデザインという観点から、環境を考えたトリアセテートと、取り扱いのしやすい合成繊維のそれぞれの特徴を取り込んだこの素材を選んでいただいたこと、イメージにぴったり合っていると感じました。 ーありがとうございます。上杉さんは生地の取り扱いだけでなく、ブランドへの理解を深めた上で生地のご提案をしてくださるのでミスマッチが少なく、商品作りをしていく上でとても助かっております。 普段なかなか聞く機会がないのですが(笑)、上杉さんご自身のこれまでの取り組みについてお伺いしても宜しいでしょうか? 入社してから、何度も北陸や京都などの産地に訪問させて頂き、生地について勉強させていただく機会がありました。産地を回ることでつくり手の思いや、熱意に、自分の勉強不足さを強く感じました。 1つの生地に対して、「糸を変えることで見え方や肌触りがこんなに変わる、こんな染め替えができる、こういった生地がよく問い合わせ多い、こんなかわいい試験生地ができたけど、どうかな…?」など。 このつくり手の思いや熱意をお客様につなぐことのできる仕事だと思い、勉強して知識を身につけることや、つくり手のこだわりや生地の特徴などを調べて、提案するように意識しました。 お客様が製品を完成されたのちに、つくり手のこだわりをお褒めいただいたとき、 産地の思いが伝わったことがうれしいですし、大変やりがいを感じます。 ーありがとうございます!上杉さんらしいですね。私たちKUDENもできる限り、ブランドに関わってくれた人やそこにある想いをお客様にお伝えしたいと考えております。 それでは、宇仁繊維株式会社様のこれからの取り組みについて詳しく教えてもらっても宜しいでしょうか? 今までの生産体制を変えることなく、メイドインジャパンにこだわった商品づくりを今後も心がけていきます。...
更に読む
Special talk Ambassador Misamaru & Designer Tak <Part 1>
KUDEN by TAKAHIRO SATOのグローバルアンバサダー・みさまるさんとデザイナーTakahiro Satoの対談の模様をお届けします。何故アンバサダーをオファーし、何故引き受けたのか、KUDENについての思い、そして着物に関する互いの考えや撮影の思い出など、パート毎に分けた大ボリュームの内容でお届けします。
更に読む
Special Interview for creators of "ReAct"

PV"ReAct"がアメリカの映画祭Superfest Disability Film Festivalに合わせフルサイズverが同時公開されます。車椅子ダンサーかんばらけんたさん、監督 新井延幸さん、そしてKUDENの代表・デザイナーである佐藤貴浩の3名に4分10秒に架けたそれぞれの想いや制作の経緯について、インタビュー形式でお答え頂きました。

更に読む