Mariana Blinova Interview
思慮深い生活を送っている世界中の人々を紹介するコーナーです。 「おはよう」から始まる彼らの1日はどのようなものなのでしょうか?
August 2, 2019
Yano Sena
PR / Voice actor
みなさんこんにちは!KUDENスタッフのセナです。
この連載では世界中の”凛”な人々をインタビューで紹介していきます!
今回のインタビュイーのMariana Blinovaはウクライナのキエフに住んでいます。 旅ブロガーである彼女は、旅を通じて何を感じ、何を考えているのでしょうか?
インタビューでぜひ彼女の素晴らしい世界観に触れてみてください。
※これは過去に公開されたアーカイブ記事です※
インタビューは2018年春に行われたものであり、当時のご本人の情報や心境をお伝えしております。
Good morning,world!
Mariana Blinova
Interview居住地:キエフ(ウクライナ)
あなたが朝起きて必ずすることは何でしょう?
私は早起きが好きではありません。 私にとっての完璧な朝は、忙しさとはかけ離れた穏やかな時間です。私の毎日の”お決まり”は1杯のブラックコーヒー。コーヒーは私を目覚めさせてくれます。そうして、その日を始める準備ができるんです。 私はラッキーです。だって、毎朝窓を開けるとそこには、美しいキエフの右岸のパノラマが広がっているんですから。 私はこの景色を堪能します。この美しさと無限に広がる感覚は、今日一日が素晴らしいものになると私に伝えてくれているようです。
あなたの普段のスケジュールを教えてください
私は”ルーティン”というものが嫌いで、何よりも人生における多様性を好みます。ですから、1日1日が他とは異なる、新たな日なのです。 しかし、柔軟なスケジュールには明確な計画と自制心が必要です。 私は普段、日曜日に1週間の計画を立てます。私は何かに遅れることが嫌いなので殆どデッドラインを破るということもしませんし、期限を遵守します(特に、自分自身で設定したものは)スケジュールには、いつも自分の為の時間や家族との時間も織り込んでいます。
地元でお気に入りの場所はありますか?
お気に入りの場所は、私の生まれ故郷であるキエフです。
私はキエフのドニエプル川に架かる橋が大好きです。右岸と左岸を見渡す景色はいつ見ても素晴らしいものです。
人生とは、旅そのものである
〜マリアナの場合〜
お気に入りの映画は?
『風と共に去りぬ』
お気に入りの本は?
アーネスト・ヘミングウェイの『海流のなかの島々』
お気に入りの音楽は?
ミュージシャンに強い思い入れがあるタイプではなく、自分自身の気分によってプレイリストを作っています。今はウクライナのミュージシャンに興味関心があります。
Daha Braha, Onuka, Oken Elzy
好きな食べ物は?
チーズ!
好きな花は?
蘭です
好きな色は?
ここ数年は、グリーンが私のお気に入りのカラーです。強さ、豊かさ、そして穏やかさを示す色です。同様に赤、紫、白、黒も好きです。
思い出深い土地は?
ー今のお気に入りの国はモロッコです。最高の都市は、ロンドンです。
いつか行ってみたい国はありますか?
世界中を旅することは私の人生であり、また趣味でも仕事でもあります。私は30以上の国と約260の都市を訪れました。 世界はとてつもなく広大です。私には沢山のプランがあります。 日本、ナミビア、シンガポール、ノルウェー、アイスランドを訪れる日を夢見ています。 私は砂漠が好きです。私は世界中の、全ての砂漠を訪れたい…そして勿論、いつの日か南極大陸を訪れることも願っています!
子供の頃の夢を教えてください
子供の頃の私は夢追人でした。それは今も変わりません。幼少時代、私には沢山の夢がありましたので、その全てを思い出すことはできません。その中には、建築家になりたい、科学的な発見をしたい、80日で世界を一周をしたいといった夢がありました。
それでは今夢中になっているものを教えてください。
私は全ての表現において”アート”というものの虜です。特に絵画、建築、ファッションに興味があります。 私は常にクリエイティビティの本質に向き合い、作者のアイデアや、作品を通じて私たちに何を伝えたいのかを理解したいと思っています。 私は少しだけですが絵を描きます。古い家具やインテリアをリペアしたり、インテリアと建築のデザインも勉強しています。 これらは、人間の創造性を成長させ、より広い視野で考え、新しいアイデアを生み出す為の手助けとなります。 アートは、あらゆる側面からの人生を見る為の「何百という己の内なる視点」を私たちに与えてくれます。
あなたの現在の夢は何ですか?
夢を実現させる為には、その夢を秘密にしておく必要があります。そして、夢を実現するために日々努力しなければなりません。 今私にはいくつかの夢があります。それぞれ全く異なる夢ですが、私は日々そのそれぞれに触発され、良い状態で日々を過ごす為の力をもらっています。 自分が何故、何のために、誰を楽しませる為に生きているのかを理解することは、全ての人にとって大きな幸せですね。
羽織のコーディネートについて
この羽織は色んなシチュエーションで着ることができます。 日常着やフェスティバルには特におすすめです。私は小さな黒いドットの白シャツとモノクロの靴を合わせました。 友人を訪ねたり、仕事に行ったり、勉強に出かけたり、散歩にも…どこにでも着ていくことができます。自身のライフスタイルや気分にマッチしていることが大切です。こちらのコーディネートは先ほどとは違い少し劇的で、わずかに30年代のスピリットを含んでいます。 ポピュラーなブランドである「アンドザストーリーズ」のワンピースに、ウクライナのブランド「Otaman」の手刺繍の靴、Rigaのデザイナーによるブッククラッチバッグ、そしてイスタンブールの市場で購入したザクロの形をした大きなイヤリングを合わせました。
これはもう一目惚れでした。都会の女性にぴったりな羽織…スタイリッシュで簡潔で落ち着いているのに変わっている。 白と黒のコンビネーションも気に入りました。モノクロのファッションを合わせることが好きなんです。羽織には赤と緑の小さなドロップパターンが描かれていて、春の蕾や葉脈を連想しました。 この羽織は生き生きとした自信を持った女性、活動的なライフスタイルを確立しているような女性にぴったりだと思いました。
Only one HAORI in the world Mariana select
"Colorful flower design yellow and white haori"
この上品で、とてもフェミニンな美しい花柄の羽織は、特別な場面で着ることを想定して選びました。晴れやかでいて、同時にとてもエレガントだからです。 晴れやかな服装に合わせることが最適だと思います。私は特別なイベントに着ていきますね…友人の結婚式や誕生日会、ファッショナブルなイベントやレイトシアターに出かけるのもいいですね。
1着目は、羽織をタイトなカーキのワンピースと合わせたよりエレガントなコーディネートです。オフィシャルなイベントなどに着ていけると思います。2着目は遊び心があって、より華やかでカラフルなコーディネートです。軽めのパンツに、優しいピンクのロールネックのセーター、そしてブルーのバッグ…週末に友人と出かけたり、パーティーに赴いたりするのに最適ですね。
Only one HAORI in the world Mariana select
"Colorful flower design yellow and white haori"
読者の皆様へメッセージをお願いします。
私は私の周りに在る大きな世界について興味を持ち、勉強したいと思っています。文化と伝統についてです。そして、私は伝統的な衣装はその国の歴史、伝統、イデオロギーを表していると考えています。
ですから、文化と伝統を理解する最善の方法は、自分自身でその伝統的な衣装を着てみる事です。
私は旅の中で、様々な国の伝統的な洋服を集めています。
私の集めたその衣装たちは、決してクローゼットの中で埃をかぶったままではないんです。私は日常生活の中で、その衣装を着ています。買い物にはバブーシュ(モロッコの靴)を履いていったり、友達と散歩に出かける時はカンガ(ザンジバルからのヘッドスカーフ)を身につけたりします。
日常生活に日本の羽織取り入れたファッションを考える…そのオファーを受けた時、私はとてもワクワクしました。一目見た時から、羽織に恋してしまった。
こんなにも快適で美しいものを、今まで身にまとったことはないと思います。
私達の親愛なる、素晴らしい友人のマリアナのインタビューはいかがでしたか?
このインタビューからおよそ1年が経ちました…彼女の現在の生活はどう変化したのでしょう?
マリアナの最新情報を彼女のインスタグラムからチェックしてみてくださいね
@marianablinova
Special thanks
Interviewee:Mariana Blinova
Photographer : Екатерине Залюбовской( @aniretake_photo)
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