着物の種類1 「着物の格」
着物は「格」の違いで、大きく4つの種類に分類することができます。最も格式の高い場面で着用される「礼装」、礼装に準ずる格式でもう少し幅広いシーンで着られる「準礼装」、より華やかに自分らしさを表現できる「盛装」、日常のお出かけ着として気軽に着用できる「普段着」の4種類があります。
あなたはこの情報を知っていましたか?
日本人でも意外と知らないことが多い、着物の世界。
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【礼装】
礼装は第一礼装とも呼ばれ、最も格式の高い着物です。結婚式で着用する打掛は花嫁だけが着用する礼装であり、黒留袖・色留袖・本振袖は慶事の礼装です。喪服は弔事の礼装です。結婚式で親族が黒留袖を着用するのは、一般的に「結婚式が最高の礼装を装う最高の儀式」であるからです。【準礼装】
準礼装と呼ばれる略式礼装は、礼装に次ぐ格の高さを持つ着物です。フォーマルな場で幅広く着用できます。訪問着や付け下げ、紋付の色無地も準礼装に分類されます。【盛装】
礼装・準礼装が冠婚葬祭や公の行事で着用されるのに対し、パーティなど華やかに装うことを目的とした装いが盛装です。【普段着】
気軽なお出かけ着となる着物を普段着といいます。小紋をはじめ、お召しや紬などが普段着に分類され、フォーマルな場所への着用は好ましくありません。あなたはこの情報を知っていましたか?
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