七五三の時、初めて着物を着せてもらったのがとても嬉しく、以来着物が大好きに。
袖のヒラヒラ感が特に気に入って、『こんなかわいい服あるんだなぁ』と心からときめきを覚えたそう。
しかし、ある日呉服屋で着物の値段を知り、「これは大人になっても買えないかもしれない…」と内心諦めかけてしまった事も。
着物は着る物、
自由に楽しむもの
幼少期に着物に魅せられ、現在はSNSを中心に現代にマッチした新しい着物スタイルを発信。洋服と和服の垣根を越えた和洋折衷なスタイルが斬新だと話題に。
着物は日本の伝統的な衣装だが、昨今では着物を着る人が減少していく現状を受け、伝統と新しい文化をMIXさせたスタイルを模索中。今まで着物に触れることが少なかった若い世代や海外からも反響を集める。
2020年KUDENグローバルアンバサダー就任。
モデルをはじめ、スタイルの提案、服の作り手の思いを伝える活動をしている。
七五三をきっかけに着物の魅力を知る
七五三の時、初めて着物を着せてもらったのがとても嬉しく、以来着物が大好きに。
袖のヒラヒラ感が特に気に入って、『こんなかわいい服あるんだなぁ』と心からときめきを覚えたそう。
しかし、ある日呉服屋で着物の値段を知り、「これは大人になっても買えないかもしれない…」と内心諦めかけてしまった事も。
学生時代
着物に本格的に向き合いはじめる
大学生になってから、ポリエステルの着物やリサイクルの着物なら3,000~4,000円くらいで買えることを知ったのをきっかけに着物を買い始める。
まずは着物一式を揃えようとチャレンジしたが専門的な名称やアイテム数の多さに理解できずに混乱。さらに費用もかさばることを知る。
そこで着物を手軽に始めるために着物の下に着る襦袢をタートルネックに代用したり、草履をやめて持っていたブーツを合わせたり、と和洋折衷コーデを楽しむように。
その後正統派のきちんとした和装の着こなしもできるようになりたいと考え、和洋折衷コーデもやりつつ、徐々に王道な着物スタイルに対する勉強もスタートしていった。
2019
Twitterでコーデを投稿しはじめる。着物オフ会主催の主催も。
はじめはFacebookにある着物グループに自分の写真を投稿。
こちらのグループでは参加者による投稿の多くが正統派着物スタイルとなっているが、Twitterには着崩した着物のコーディネートを載せている方が多いことを知り、その自由な雰囲気に憧れ自分もTwitterでの投稿をスタート。
着物の楽しさを発信したくて、自分らしい気ままに楽しんだ着物コーデを載せるように。
着物を愛する人達の交流の場を作るため、着物オフ会を開催するなどの活動も。
今日の着物コーデが可愛すぎるため、ぼっちでファッションショーを開催致しました😊このあと背中めっちゃ蚊に刺されました😊草#着物#着物コーディネート#令和装pic.twitter.com/v8fRZ4peCq
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) September 1, 2019
「きものと宝飾社」様に、着物・浴衣の熱中症対策に生かせるグッズのアイディアを取り上げていただきました😊❤️
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) September 8, 2019
なお、このアイディアは着物仲間や着物に詳しい方々から知識を頂戴してまとめたものになります🙇♀️ありがとうございます✨https://t.co/7Ia0yl2noV
着物オフ会ハロウィンパーティ🎃、着物初心者の会ともに定員に達しましたので締め切ります❣️キャンセルが出た場合はツイートにてお知らせ致します!宜しくお願いします👘✨
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) September 28, 2019
2019~2020
2019年開催のアイヌフェスティバルへの参加をきっかけに平取アイヌ文化保存会の方々との交流のもと、アイヌ文様の着物製作を始め完成させる
コツコツと制作を続け完成。同年11月には完成した着物を持って北海道に赴きお礼を言いに行った。
着物にアイヌ文様を縫い付けました!
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) January 5, 2020
before⇄after
製作期間2ヶ月。
本当に頑張ったのでイイネ・リツイートで褒めてください😭よろしくお願いします!! pic.twitter.com/r1ha8RPYnG
白老町の方ではなく正しくは「平取アイヌ文化保存会」です🙇♀️
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) January 5, 2020
この方たちに親切にしていただいたおかげでアイヌ文様の着物製作を始め、無事に終えることができました!ありがとうございました!!😭 https://t.co/wSjNOLqj2B
着物にアイヌ文様を施すにあたり、読んだり見たりしたもの一覧🙇♀️ pic.twitter.com/jBVeMDDnHc
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) January 5, 2020
以前私が着物にアイヌ文様を縫い付けた件に関して本日、北海道平取町の方々(名前は伏せます)からアイヌの資料とお手紙をいただきました。本土では手に入らない貴重なものです。本当に感謝です。ありがとうございます……。 pic.twitter.com/XcJNKW3TsD
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) January 25, 2020
この着物のアイヌ文様は全て自分で手縫いしたもの。
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) November 15, 2020
これを作るきっかけをくれたアイヌの方にお礼を言いに北海道に行ってきた…!この着物を作ったことがアイヌの方々に迷惑にならないか心配だったけど皆さん凄く喜んでくれた…!! pic.twitter.com/klMEbO4hLM
2020春
無地の着物に大好きなポケモン「カイオーガ」を描いたオリジナル着物を制作
ゲームが好きなこともあり、シンプルな無地の着物に手描きでイラストを描いた。完成度の高さにフォロワーからは称賛の声も。メディアから注目を集める。
無地の着物に一番好きなポケモン(カイオーガ)を描きました!#kimono#着物コーディネートpic.twitter.com/v98J8rAJCw
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) February 11, 2020
【傑作】カイオーガ好きのポケモンファンがつくった着物 溢れる愛が生んだ逸品https://t.co/7Fb9zL9Zwf
— KAI-YOU (@KAI_YOU_ed) February 17, 2020
制作にあたって、漫画『ポケモンをつくった男 田尻智』を読破したみさまるさん(@misamaru_boc)の作品 pic.twitter.com/pMsIWm2ExH
2020夏
室町時代の着こなしを現在風にアレンジしたスタイルがSNSで話題に
現代の着物姿といえば帯を結ぶのが一般的なイメージだが、室町時代独特の着こなしを知り、自分なりに現代風にアレンジ。SNSでも多くの反響があり、みさまるさんの着こなしを参考に自分もチャレンジしてみたという人も。
夏に着物とか浴衣の帯締めると毎年背中にあせも出来て悩んでた!でも室町時代風コーデするようになってからあせも出来なくなった!😭✨最高! pic.twitter.com/Z4mqztlHu0
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) June 14, 2020
室町時代風着物コーデ👘
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) August 7, 2020
何を着ても暑い季節だけど、ちょっとでも涼しくなるようにと帯は無し。
真ん中のリボンがお気に入り! pic.twitter.com/jczW8d2yKA
室町時代風着物コーデまとめ👘
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) August 10, 2020
とにかく楽で苦しくなくて帯結べない人でも簡単に着れて、布を巻けば汚れ避けになる。食べまくってお腹出ても布で隠せるから体型カバーできるし、おはしょりの処理苦手でも隠せるから全然気にしなくていい pic.twitter.com/YUZDYKySKa
祖母の着物に布を巻いて室町時代風にコーデ組んでみた…!
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) December 27, 2020
着物の汚れ避けにもなるし歩くたびに布がヒラヒラするのもお気に入り! pic.twitter.com/nBXICJ23nS
2020夏
きものと宝飾社の企画で着物の撥水・防汚加工を専門とする株式会社パールトーンへ来社。伝統的な着物の関わる加工現場を目の前に多くの勉強をする。
先日、着物のお手入れで有名なパールトーンさんの工場にお邪魔しました!こんな貴重な経験をさせていただき、勉強させていただき本当に感謝です。
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) August 7, 2020
こんなに着物の紋に使う型いっぱいあるの凄すぎてテンション爆上げした…! https://t.co/42kCvyhFG6pic.twitter.com/yOWKH6dOEz
着物の業界紙「STATUS marketing(きものと宝飾社)」に、撥水加工で有名なパールトーンさんの工場を見学させていただいた時の様子が掲載されました❣️なんとパールトーンさんには私の祖母の着物も撥水加工していただきました❣️ありがとうございます❣️ pic.twitter.com/quoCw4iemS
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) September 4, 2020
弊社HPにて「みさまるさんご来社」をアップしました!https://t.co/M1OouVuOHs
— 株式会社パールトーン (@pearltone_kyoto) August 3, 2020
着物とポケモンを愛する素敵な方でした! pic.twitter.com/Tt2KeqGqVY
2020冬
2021冬 KUDENグローバルアンバサダー就任
着物を楽しむ姿がKUDENのブランドにマッチしていることを受け、デザイナーのTakがみさまるさんに是非お願いしたいと直接オファーを出した。
この度KUDENのアンバサダーを務めることになりました…!
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) November 7, 2020
世界で活躍されているモードなデザインのブランドさんです。応援していただけると嬉しいです。宜しくお願いします…!!#KUDEN#アンバサダー#NextKimonohttps://t.co/QYQsHllHNBpic.twitter.com/LCNEUSXTcd
2021
様々なスタイルにチャレンジし、SNSを通じて着物の新しい楽しみ方を発信し続ける
祖母の着物をスカートやブーツと合わせたり、デニム着物をペイントやダメージ加工したりするなど新しい感性で楽しく着物を着こなす。メディアからの取材も多々受けるように。
祖母の着物にブラウンのチュールスカートと小物を合わせてみた!
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) January 30, 2021
ゴツめのヒールも着物の柄もスカートのフワフワ感も大好き…! pic.twitter.com/tgXFlBEWNA
無地のデニム着物を自由にリメイクしてみた! pic.twitter.com/qydDdvP0XC
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) March 27, 2021
着物にチュールスカートとショールを合わせてみた…!
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) March 14, 2021
淡いベージュを多めに取り入れたら、ふんわり優しい雰囲気が出たのもレースの手袋も春らしい花柄の着物も大好き…! pic.twitter.com/dKHj97a7iS
祖母の着物にフレアスカートを合わせてみた!
— みさまる@着物 (@misamaru_boc) November 28, 2020
帯を結ぶ代わりにベルトするだけの簡単着付けでお腹周りも楽だった…!
歩く度にスカートがヒラヒラ揺れるのも好き…! pic.twitter.com/jsXF5NCh7F
黒紋付の着物は礼装として使われるのが一般的なため、フォーマルな場でしか出番が少ない。
古着としての価値は低く死蔵されてしまう現状を受け、礼装だけじゃない黒紋付の活路を見出すことを目標に日々スタイルを研究中。
着物の伝統を重んじる人もいる中で、出来るだけ多くの人の気持ちを汲んだ上で自分の好きなスタイルを発信できるよう模索している。
To tell more joy of kimono to the world, we welcome our global ambassador Misamaru who enjoys many styles with kimono, from traditional to modern, from bottom of her heart.